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語り尽くせぬスケート愛

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こんにちは!
気持ちは未だに平昌にあるマムハイブウシマルです。
今年のオリンピックはメダルラッシュで盛りあがりましたね!

以前こちらのブログにもちらりと書いたことがあるのですが、私はフィギュアスケート大好きおばさんです。
西川きよし師匠がどんな状況でも「神田川」を聴くと条件反射で泣いてしまうのと同じように、
私はどんな状況においてもソチオリンピックでの浅田真央選手のフリーを観ると大泣きしてしまいます。

他にもプロレスから野球までスポーツ全般観るのが好きなんですが、フィギュアスケートほど劇的なスポーツはないなと最近特に思うのです。
ただでさえ選手生命が短く、ピークも短い。だから世代交代も激しい。でもプライベートを犠牲にするほど膨大な練習を積んで、1シーズンに数回しかない試合で自分の理想とする演技を目指す。
私よりもずっと若い彼ら彼女らを見ていると胸に迫るものがあります。

そんな私にとって、日本男子がフィギュアスケートでワンツーフィニッシュを果たした今回のオリンピックは一生忘れられない試合になりました。

男子、女子、ペア、アイスダンス全ての選手を愛していますが、一番応援に力が入ってしまうのはやはり史上最高のフィギュアスケーター、羽生結弦選手ですね。
どこを切り取っても美しいオールラウンダー。難しいステップをしっかり踏んでから飛ぶ、軸が細くて綺麗なジャンプも、音楽に合わせた振り付けの工夫が詰まったスピンも、レイバックイナバウアーやハイドロブレーディングなど個性豊かなコレオシークエンスも本当に絶品なんです。
そんな羽生選手は現在SPでもFSでも歴代最高点をどんどん一人で更新し続けていて、ノーミスの完璧な演技はまさに圧巻の一言。

ですが、それとは別に私は時々無性に観たくなるプログラムがあるのです。

ひとつは、2012年フランスのニースで開催された世界選手権のFS「ロミオ&ジュリエット」。
フィギュアスケート好きの方の間では「旧ロミジュリ」の愛称で、伝説のように語り継がれている定番中の定番。2011-2012シーズンのFSプログラムです。
東日本大震災で被災した羽生選手は、一時練習リンクも使えなくなってしまったため遠方のリンクまで足を運んだり全国のアイスショーなどで練習を重ね、初出場を叶えた世界選手権。
ですが怪我をしていた影響もあり、SPで7位と出遅れて迎えた翌日のFSがこちら。

●2012年 世界選手権FS 「ロミオ&ジュリエット」

今と比べると全てが粗削りなのですが、心打たれるものがありますよね。
当時17歳だった羽生選手ですが、17歳にしか表現できない瑞々しさや実直さが痛いほどおばさんの胸を打つのです。
特に中盤繋ぎのステップで転倒してしまった時は、全おばさんが悲鳴をあげたでしょう。
そしてシーズン通してなかなか決まらなかった最後のサルコーが決まった瞬間、同おばさんが泣いたでしょう。
滑り終わって奈々美コーチの胸に飛び込んでくるところも、後から見返すとこれが最後のシーズンだったんだな…とそこでもじわっと。

そしてふたつ目は、2014年グランプリファイナルのFSです。
2014-2015年、羽生選手はアクシデントに次ぐアクシデントに襲われたシーズンでした。
腰痛のためフィンランディア杯欠場、初戦となったグランプリシリーズの中国杯では中国のハンヤン選手と衝突し、負傷。
怪我をしながらも気迫の演技で2位に入り、次いでグランプリシリーズNHK杯にも出場。しかしいつもの演技とはほど遠く4位となり、ファイナル出場は無理かも…と諦めかけていましたが、見事6位に滑りこんでグランプリファイナルに進出することができました。
前日のSPでは最後の3Lz-3Tのセカンドジャンプで転倒するも、ファンの不安を一蹴してくれるかのような美しいバラード一番を披露。
FSの完成度はどうなんだ…!とハラハラしながら見守った演技がこちら。

●2014年 グランプリファイナルFS 「オペラ座の怪人」

私はただでさえ映画オペラ座の怪人が大好きで大好きで何度も観ているので、プログラムがオペラ座と知った時点で発狂しそうだったんですが、期待を裏切らない、むしろ超えたプログラム。特に4回転トウループの音ハメが最高じゃないですか?最後の3Lzで惜しくも転倒するんですが、立ちあがった時の笑顔とその後のイナバウアーを見て号泣です。
あと私、羽生選手に限らずシェイ=リーン・ボーンの振り付けが好きすぎる。
ちなみにこの年は、羽生選手の他に無良崇人選手、町田樹選手と日本男子3人がファイナルに出場するというかなり胸熱なシーズンでした。

この他にもまだまだ語りたいプログラムが山ほどあるのですが、今日はこの辺で。
まだ聞いてあげられるよという方は直接会って話しましょう。友達になってください。

***

そして現在ヤフオクのチャリティで出品されている羽生選手のスケート靴ですが、一時入札額が3500万を超えたためマンションだ!マグロだ!とファンの間では騒然としたようですが、入札前にメールがなかったとかで仕切り直しとなり150万円まで落ち着いたようでよかったです。どっちにしても買えるか。

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