子どものファーストシネマに映画しまじろうを!「まほうしまのだいぼうけん」感想
近ごろ、花粉が辛くて辛くて外に出られないライターの芝田です。
薬を飲むと眠くなっちゃうんですよね。だからひたすら、薬に頼らず自分との戦いの毎日です。
つ、辛い…。
そんな中、先日娘の幼稚園が卒園式のためお休みだったのですが、公園なんて花粉が恐ろしくて行くことができず。結局2人で映画館に行ってきました。
4歳の娘は映画初体験です!
そんな娘が選んだ映画は
「映画しまじろう まほうしまのだいぼうけん」
映画予告編はコチラ↓
初めての映画館なので、劇場に入る前に娘と確認をします。
・大きな声は出さないこと
・ちゃんと席に座ってみること
万が一他のお客さんの迷惑になるようなことがあっては困るので、しっかり言い聞かせ、60分間集中して見てられるかなぁと不安ながらも映画スタート。
するとなんと!映画が始まる前にしまじろうが出てきて一言。
・この映画は大きな声出してもいいよ!
・みんなで歌っておどろう!
・赤ちゃんは泣いても大丈夫!みんなも優しくしようね!
要約するとこのようなことを言ったので私はズコー(古い)。
さすがベネッセ!子供のことよくわかってる!やさしい!やさしすぎる!
娘は「え?一体どっちなの?声出していいの?だめなの?」とわけがわからずハテナ状態。そんな子どもに優しい映画であること、下調べしてない私が悪かった。ごめんよ娘…。
さらに上映時間60分と他の映画に比べ少し短めなのですが、
間に6分の休憩も入り、上映中ジュースを飲んでいても安心してトイレに連れていけるというしくみになっていました。
幼児や赤ちゃん、そしてママに本当に優しく出来てる映画なんだなぁと感心しきりです。
映画の最中にも声を出してしまじろうを応援したり、一緒に歌ったりと子どもが映画に参加できる形になっていてより楽しめます。
こんなに子どもに優しく楽しい映画なら、4歳まで待たなくても
しまじろう好きがピークだった2〜3歳のときに連れて行ってあげればよかったなぁと少し後悔するほどでした。
そして、肝心の映画の内容ですが、私は感動で大泣き。
娘が「ママどうしてそんなに涙がでているの?」と心配するほどボロ泣きしてしまいました 笑。
実は私、しまじろうっていわゆる理想の息子像で、典型的ないい子だなぁってなんて思っていたのですが
意外にもそうではなくて、反抗したり、いたずらしたり、普通の子なんですね。
でもやはり根は素直で、優しくて、友達思いの優しい子。
なんでこんなにいい子なんだろうって考えてみると、しまじろうの周りの大人達がみんな素敵なんです。
しまじろうの自立心と、心配からくるお母さんの干渉でぶつかる親子。
でもお母さんの、葛藤しながらもしまじろうを信じ応援する姿、そして強さがとても素晴らしかった。
他にも、それを支える発明家のガオガオさんや魔法使いのおばあさんベルナも素敵だったなあ。
親の目線から見てもしまじろうのお母さんの気持ちはよくわかり、考えさせられることが多かったです。
私ももっと子どもを信じ、応援してあげたい、一番の味方でありたいなぁと改めて感じました。
まだお子さんが小さくて、他の人に迷惑かけちゃうかも…。
泣いちゃったらどうしよう、騒いじゃったらどうしよう、トイレに行きたくなったらどうしよう。
などなど心配事がたくさんで映画館に行くことを悩んでいる方、このしまじろうを映画デビューにぜひ!
しまじろうも優しいし、周りも小さなお友だちばかりで、赤ちゃんでも大丈夫。
みんなで泣いて笑って映画に参加して、楽しい時間が過ごせるはず。
きっとお子さんだけじゃなくお母さんお父さんも、みんなで観に行ってよかったなぁと思える素敵な映画だと思いますよ。
※映画終了後、すっかりまほうしまの虜になった娘・4歳。一日中「ティンガディンガブー♪(魔法の言葉)」を歌ってました。