BLOG

気ままにブログを
更新しています。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ウシマルトモミ
  4. 歯磨き粉の選び方

歯磨き粉の選び方

IMG_9405_reこんにちは!美容ライターのウシマルです。

遅くなりましたが、年が明けて1発目のブログとなりました。
今年も後厄末吉の私ではございますが控えめに頑張りますので皆様よろしくお願い致します。

さて、本日は歯磨き粉について。

皆さん、歯磨きをしたあとにオレンジジュースを飲んで「まずい!」となったことはありますか?ありますね。泊まりで旅行行ったときなんか朝歯磨きした後に朝食バイキングでオレンジジュース飲んだらにがい!ってなるシチュエーションは絶対経験済に違いないです。

私はそんなこと分かっていながら歯磨きをした直後でもしばしばオレンジジュースを飲んでしまう変態なので(Yahoo!知恵袋で、同じ質問をしている人が変人扱いされていて心を痛めました)まずい!を経験するたびにイラついていたのですが、これをきっかけに歯磨き粉について見直してみたのです。

***
歯磨き
子どもの歯磨きには、歯医者さんで取り扱う研磨剤フリーのフッ素ジェルを使用していますが、私と主人が使っているのは普通の薬局に売ってある市販のやっすい歯磨き粉です。
その歯磨き粉の成分表を見てみると

湿潤剤:ソルビット液
基剤:水
清掃剤:MC顆粒、炭酸Ca
粘度調整剤:無水ケイ酸、CMC・Na
発泡剤:ラウリル硫酸塩
香味剤:香料(エクストラクールミントタイプ)、サッカリンNa
pH調整剤:リン酸1Na、水酸化ナトリウム液
薬用成分:モノフルオロリン酸ナトリウム、ベンゼトニウム塩化物
清涼剤:メントール
着色剤:青1

とあります。

調べてみると、この中で問題なのはどうやら歯を溶かし削ることで歯を弱くする「研磨剤」、「界面活性剤」であることが分かりました。

歯をツルツルにしてくれる効果がある清掃剤。これはいわゆる研磨剤が含まれており、研磨剤は歯をすり減らしてしまうのだそう。その結果として知覚過敏、歯肉退縮などを招いてしまうのですね。歯磨き粉のパッケージの成分表記に「粒状炭酸カルシウム」「シリカ」系のものが表記されていたら、それが研磨剤です。

そして次に見逃せないのが「ラウリル硫酸塩」。
以前シャンプーに関するブログでも出てきた「ラウリル硫酸ナトリウム」です。
ラウリル硫酸ナトリウムフリーのシャンプーがバカ売れする中、実は頭皮よかよっぽど成分吸収率の高い口腔内に入れる歯磨き粉にも利用されていたのですね。
これが入ってるシャンプーはあれだけ槍玉に挙げられたのに、歯磨き粉には当たり前のように入っているという不思議。

(ちなみに味覚が変わってしまうのは、この歯磨き粉に含まれる合成界面活性剤の成分によって味を感じる器官である味蕾(みらい)に損傷を受けていることが原因という説と、歯磨き粉に入っているメントールが原因という説があるんだとか)

そしてもうひとつ気になるのが「サッカリンNa」。
これは砂糖の500倍の甘さを持つ人工甘味料です。一時は発がん性の疑いがあるとのことで各国で使用が禁止されたこともありましたが、制限付きで再認可されて以来現在も使用されているグレーな添加物ですね。

さて、以上のことを踏まえて私なりに出した結論は
「なんとなく気持ちが良くないからもう何百円か足して他の買おうかな」という感じです。

合成界面活性剤が入っているという時点で完全にNOな人も少なくないとは思います。
実際、合成界面活性剤ナシの歯磨き粉とアリの歯磨き粉を使用した、ミミズやメダカによる毒性実験がされていたりします。
結果は合成界面活性剤アリの歯磨き粉では死滅してしまうというものなのですがこれはあくまでも素人の実験であって、どこかの研究機関が行なったようなオフィシャルな実験を私は見つけられなかったのであまり参考にはなりませんでした。

それよりも、合成界面活性剤が入っていると泡立ちが良くてなんだか磨けている気持ちになるわけですが、なにせ口の中が泡だらけになるので長い時間ブラッシングをするのが苦痛になるという点が問題だそうですね。
人体とは身体の作りも大きさも全く違うメダカやミミズの全身に合成界面活性剤をぶっかけて「ほらね?死にました」と毒性を証明されるより、よく磨けた気になって短時間で歯磨きを終わらせてしまうことこそ歯に良くないのだと言われた方が納得できます。

サッカリンNaなどの添加物に関しては、あまり偏ることで自分や家族が生きて行きにくくなるのが嫌なので、出来る範囲でうまく付き合っていけばいいじゃないというのが私のスタンスです。だってコンビニのパンや加工肉や日清トムヤンクンヌードルを完全に避けて通れる人生なんてありはしないじゃないか。

代替品を探そうと思った一番の理由は、多くの歯医者さんが「研磨剤は歯に良くない」と発言していたからです。
歯医者さんが推奨する歯磨き粉は低研磨、あるいは無研磨であることがほとんど。
ただし研磨剤が入っていない歯磨き粉は歯の着色(ステイン)までは除去できないので、定期的に歯医者さんに行ってメンテナンスしてもらうのがベストだそうです。
もしくは、週末は研磨剤入りの歯磨き粉を使うという方法を取るのもいいみたいですね。

要約すると、私が欲しい歯磨き粉は
・合成界面活性剤はいらない(長い時間ブラッシングできないから)
・研磨剤はいらない(歯を弱くするから)
・フッ素が配合されている(歯を強くするから)

以上3点を満たす物です。
で、調べたら簡単に手に入る商品があったので購入してみたのですがそれはまた次回書こうと思います。理由は、読んでくれている方の疲れを感じたことと私の手が疲れたからです。

ということでまた次回に続く

関連記事

PAGE TOP