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怖いけれど怖くない、熱性けいれんの話

IMG_9333_reこんにちは!DIY芝生記事途中の芝田です。
前回の芝生は無事に敷き終え、すくすく元気に育っているのですが
今回は少し違うお話を。

我が家には先月2歳になったばかりの娘がいるのですが、

先日、立て続けにけいれんを起こしました。

熱性けいれん

子どものいる方はもしかしたら一度は聞いたことがあるかと思います。
名前の通り、6歳未満の子どもが高熱時にけいれんを起こす疾患です。
日本では10人に1人くらいの割合で発症すると言われており、そんな珍しい疾患ではありません。

で も

初めて子どもがけいれんを起こすと、とーってもビックリします。
かわいい我が子の意識が急になくなり、どこか遠くを見ながらピクピクしてるんですから。
このままじゃ死んでしまう!!!って9割以上の親が思っちゃうんじゃないかな(私調べ)。

今回娘が熱性けいれんを起こしたのは3回め。
さすがに私、冷静になれました。3回めで初めてです。それまでの2回はパニックを起こしてしまったためあまり記憶にないのです。
39度越えと高熱がありながらもテンションが高く、大好きなアンパンマンのおもちゃで遊んでいた娘が
ジャンプしたと思った瞬間、バタっと床に倒れこみました。そこで意識がなくなりけいれん。
何度見ても慣れるものではなく不安はありましたが、
今回ばかりはちゃんとけいれんの時間を測り、初めて様子をじっくり観察することができました。

娘がはじめて熱性けいれんを起こしたのは1歳1ヶ月のとき、突発性発疹で高熱が出た時でした。
昼間家でひとりでいた私は、初めて見るけいれんを起こした娘の姿に本当に死んでしまう!!と思い
半泣きで救急に電話をし、救急隊員に駆けつけてもらいました。
その後総合病院に搬送され、熱性けいれんとのことでけいれん止めの座薬をうって診察終了。
そう、熱性けいれんに関しては、けいれん止めの座薬を打つことくらいしか対処はなかったのです。
(結局41度の高熱が続き血液検査の結果があまりよくなかった娘は数日入院しましたが、あの恐ろしかったけいれん自体は入院するようなことではなかったのです。)

そう、あの時の私からしたら成長しました!!
熱性けいれんは決して直接死につながるものではないのです。
熱性である限り、救急車を呼ぶ必要はないし、すぐに医師に見てもらわなきゃいけないものでもありません。

でもはじめはわからないものです。
知識としては知っていても、そんな我が子を目の前にすると冷静には動けませんでした。ほんと反省。
無駄に救急車を呼んでしまったのではないかと凹む私にお医者さんは励ましてくれたり。
「初めてだしそれは仕方ないよ、本当に死んじゃうと思っちゃうよね。夜中の乳児の救急搬送の8割は熱性けいれんなのよ」と。や、やさしい。

ちなみに、熱性けいれんは半分以上のお子さんが再発しないと言われています。
再発率は25~50%。3回以上起こすのは全体の9%だそうです。
もちろん、発熱時のけいれんの中でも、全ての痙攣が熱性けいれんだと安心していいわけではありません。
けいれんが10分以上続く場合や短時間に発作が繰り返す場合、けいれんが左右非対称である場合などもしかしたら良性の熱性けいれんでない場合があります。
その場合はすぐにでも病院に連れて行くべきだと言われています。
あまりにも続く場合は、脳波の検査をする場合もあるそうです。

今回の3回めのけいれん時、冷静になれた私は、時間や様子の観察だけでなく、はじめてけいれんの様子を携帯の動画で撮影しました。
今までけいれんの様子を見ているのは私と夫だけなので、これが本当に熱性けいれんなのか不安もありました。
それこそ救急で病院に行っても、到着する頃にはけいれんはおさまっているので医療関係者の誰もけいれんの様子を見ていません。
今回動画で撮影したことで小児科の先生に見てもらうことができ、「典型的な熱性けいれんだね」と、お墨付きをいただくことができました。ハハハ。
でも一安心。今の時代はスマホで簡単に撮影できるので便利ですよね。
けいれんと言うと、今まで見たことのなかった私の想像では白目になってガタガタ震え出す様子をイメージしていましたが実は違うんです。
娘は白目にはなりませんでしたし、ガタガタではなくピクピクと震えます。先生は口の動きも特徴だとおっしゃってました。
あと映画などで出てくるけいれんは実際のけいれんとはまず違うと。映画は大袈裟すぎるらしいです。
そして今まで映画でけいれんを一番上手に再現したのはロバート・デ・ニーロだけだ!と断言してらっしゃいました。私にはよくわからないけれど医師が言うからにはきっとそうなのでしょう 笑。

短い間に3回の熱性けいれんを経験して思ったこと。

いつも元気な我が子が突然倒れて震え出すんですからめちゃくちゃ怖いです。
死ぬんじゃないかと本当に思います。

でも、とにかく焦ってはいけない。

熱性けいれんである限り、死ぬわけではないんだからまずはけいれんの様子をじっくり観察することが大切。
嘔吐などがあるかもしれないので、吐いたものが気道につまらないよう顔は横向きに。

と、こんなことを書いている間に娘がまた熱を出しました・・・。
前回処方してもらった、けいれん止めの座薬(ダイアップ)を入れて様子を見たいと思います。

娘よーがんばれーーー!!

momo

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