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人は飢餓状態にあると気持ちが福岡に向かう説

こんにちは。マムハイブウシマルです。
いよいよ寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

最初に断っておきますが、今回は飢餓状態のわたしが朦朧とした意識のなかで書くブログです。誤字脱字、正気の沙汰じゃない表現があったらすみません。

新型コロナウイルスで学校や保育園も休校になり、仕事もストップ。
家から一歩も出られない環境下で保育園児の止まらない要求に応えながら小学生2人に課題をやらせるという地獄の日々を支えてくれたのは、そう、食べることと飲むことだ。毎日を乗り切るには、毎夜ひとり酒池肉林に溺れるほかなかった。

暴飲暴食、運動不足、アンガ―マネージメントの失敗、ストレス、この条件が揃うと人はどうなるか。帯状疱疹である。
自粛生活の中でコロナウイルスからは逃げ果せたが、既に自分の体内にあるヘルペスウイルスからは逃げられなかったようだ。
あまりの痛さに泣きながら1週間床につき、今もたまに神経痛を患う身体となってしまった。

そして酒池肉林の代償のもうひとつは、肥満。コロナ前から増量した6キロは、週1の運動と控えめの食事くらいではどうすることもできず、体重計に表示される「身体年齢 42歳」の表示に傷付く毎日を送っていた。

一向に下がらない身体年齢を見ること5ヶ月あまり。ハードな方法で身体に渇を入れないと痩せないことを悟り、一度胃腸をリセットするべくファスティングをする決意をした。

「ファスティング」というちょっとおしゃれな横文字で煙に巻かれた感がありつつも、まあとにかくやってみようと手軽にファスティングができるセットを購入。届いた商品を開けるとグリーンスムージー、スープ、おかゆが入っていた。どうやら同封されていた1週間のスケジュール通りに食事を摂るらしい。

1日目~2日目の準備期間は朝食をグリーンスムージーに置き換えて、昼食と夕食を軽くするだけの簡単なもの。3日目の夕食から固形物を断ち、4日目はグリーンスムージーのみ、5日目の夕食におかゆにありつけるというスケジュールだった。

そしてわたしは今その5日目にいる。

水やスムージーによって空腹感はそこまでではないものの、倦怠感とめまいがあり、とにかくなにもかも頑張れない。娘の送り迎えですらヒーヒー言いながら自転車を漕いでいる。
精神的にも辛く、気分転換にと主人と一緒にやっていたゲームで負けて、コントローラーを投げるという暴挙に出てしまった。

確かに今の時点で2キロは減ったが、これは単に胃が空になっているだけだろう。ファスティング明けに食べた食事を、身体がぜんぶ吸収することは容易に想像できる。

事実、食べれられない期間に考えるのはファスティングが終わってから食べるもののこと。
昨夜勢い余って、福岡の味覚福袋、もつ鍋、ハニーローストマカダミアナッツ、インスタントトッポギ6個セットをネットで購入してしまった。これは既にリバウンドが始まっていると言ってもいい。

つまり、わたしには食を断つ減量法は無理だ。ただ、挑戦してみてよかったと思う。
生きている上で、自分がいかに食べることを大切にしているかということが分かった。食べたいものを食べられない人生は嫌だ。食べたいものを買うために頑張って働く。ご飯がもっとおいしいと思えるように毎日疲れるまで動く。痩せたかったら運動するしかない。ラマダーンがあるからイスラム教には入れない。コントローラーを投げると旦那が可哀想。旅行もいろいろ行きたいが結局博多で食い倒れたい。

以上がわたしが断食を通して学んだことだ。もし食べられる喜びを忘れたらもう一度やってみてもいいかもしれない。

来週届くはずのもつ鍋に想いを寄せて、今日はもう眠ろう。

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